JKの放課後物語🌸

JKの放課後物語🌸

今日も一日、授業おつかれさまでした〜！

チャイムが鳴って、教室が一気にざわざわし始める。私はすぐに鞄を閉じて、制服のリボンをちょっと整える。鏡で前髪をチェックして、OK！うちの制服って、本当に可愛いと思う。紺色のプリーツスカートに白いセーラー、胸元のピンクのリボンがアクセントになってて、ちょっとした自慢。駅のホームでも「ここの制服、ほんと可愛いよね〜」って他校の子に言われたことあるし！

放課後は、いつものメンバーと一緒に帰る。アヤカとミユキ。三人で「今日、どこ行く〜？」って話しながら、学校の坂道を下る。寒くなってきたから、みんなマフラーをしてる。私のはふわふわの白いやつで、制服にめっちゃ合うの。これも“可愛い”ポイントね。

駅の近くのカフェまで歩く途中、商店街を通る。制服姿の高校生って、本当に街に馴染んでる感じがする。制服着てるだけで、どこか特別な気持ちになる。周りの人たちがチラッと見るの、気づいてるよ？（笑）でもそれがちょっと嬉しかったりする。

「この後、クレープ食べに行こっか？」
「賛成〜！チョコバナナの気分！」

クレープ屋さんの前は、今日もJKでいっぱい。私たちも並びながら、スマホで今日撮ったプリクラを見返す。カフェ行く前にゲーセン寄って撮ったばかりなのに、もう懐かしい感じしちゃう。

ミユキがふざけて変顔してたやつ、めっちゃ笑える。「ねえ、インスタ載せていい？」って言うと、「やめてよ〜！」って言いながら、でもちゃんとポーズ決めてくるの、ほんと可愛い。

クレープを食べながら、ベンチでおしゃべり。部活のこと、好きな先輩の話、来週のテスト、そしてやっぱり制服の話。

「春になったら、カーディガン何色にしよっか？」
「え、白がいいな〜。制服に合うし、絶対“可愛い”じゃん！」

そんな会話がずっと続く放課後。時間はどんどん過ぎていくけど、制服を着ているこの瞬間が、きらきらしていて、今しかないんだって、どこかでちゃんと分かってる。

空がオレンジに染まりはじめて、そろそろ帰らなきゃって時計を見る。
「また明日ね！」って笑顔で手を振って、駅へ向かう。

改札を通る前、ふとガラスに映る自分を見る。制服姿の自分がそこにいる。今日はちょっとだけ、自分のことを“可愛い”って思えた。そんな日。