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放課後、制服のまま駅に向かう時間が、私はけっこう好き。
今日も友だちと一緒に改札を通って、ホームに出た。
制服はやっぱり可愛いと思う。
鏡がなくても、向かい側のガラスや、電車の窓に映る自分たちを見て、そう感じる。

向かいのホームに止まっている電車の窓に、私と友だちの制服姿が映っていた。
ちょっと恥ずかしいけど、でも悪くない。
スカートの形とか、リボンの感じとか、今の年齢だからこそ似合うものなんだと思う。
友だちも「制服って、やっぱ可愛いよね」って笑っていた。

電車が来るまで、少し時間があった。
ホームのベンチに座って、次の電車を待つ。
特に急いで帰る理由もなくて、スマホを見たり、今日の授業の話をしたり。
こうやって待っている時間も、放課後の大事な一部だと思う。

電車が近づく音が聞こえると、自然と立ち上がる。
ホームに風が吹いて、制服のスカートが少し揺れる。
向かいから来る電車を見ながら、「今日はどんな一日だったかな」って考える。
大きな出来事はなくても、友だちと過ごした時間はちゃんと残っている。

今日はすぐに電車に乗らずに、少しだけ街に寄り道することにした。
駅前の通りは、夕方になると少しにぎやかで、制服姿の私たちもその中に溶け込む。
お店のショーウィンドウに映る自分たちを見て、また制服が可愛いなって思う。

友だちと並んで歩きながら、他愛もない話をする。
お腹すいたね、とか、明日のテスト嫌だね、とか。
そんな普通の会話が、放課後にはちょうどいい。
街をぶらぶらしながら過ごすこの時間が、私は好きだ。

少し暗くなってきて、そろそろ帰らなきゃいけない時間。
また駅に戻って、今度はちゃんと電車を待つ。
ホームで並びながら、今日も制服で一日を終えたことを、少し誇らしく思う。
JKとして過ごす、可愛くて何気ない放課後。
この時間は、きっとずっと覚えている気がする。

放課後、制服のまま駅に向かう時間が、私はけっこう好き。
放課後、制服のまま駅に向かう時間が、私はけっこう好き。